バラエティー番組等でやたらと目にする
「お笑い第7世代」というワードですが、一体なんなのでしょうか?
気になる方も多いと思うので、詳しく調べてみました!!
お笑い第7世代とは?
「お笑い第7世代」とは、2019年頃から提唱された
2010年以降に活躍した若手芸人を示す俗称です。
明確な定義はありませんが、
1987年以降に生まれたインターネット環境のある時代に育ったデジタルネイティブや
ゆとり世代育ちの芸人を示すようです!
一般的には1989年1月8日以降に生まれた
平成世代の20代から30代前半が第7世代とされています。
お笑い第7世代の発端は?
お笑い第7世代の発端は、
霜降り明星のせいやさんが2018年12月22日放送の
深夜放送ラジオ番組『霜降り明宣のだましうち!』内で、
次の年号を『第7世代』と提案したことが発端です。
ちなみに、この「7世代」はせいやさんの全くの思い付きで
「順番ではなく、平成世代やゆとり世代などなんでもよかった」と語っています(笑)
何気なく、発した言葉がネット上で拡散し
現在のような影響力を持つようになりました!
せいやさん自身も、「ちょっとそんなん(第七世代)があったらおもろいなってラジオで言ったらブワッと広がってしまって…。」と驚きを隠せないようです。
何気ない言葉がここまでの影響力を持つなんてすごいですね!
さらに、せいやさんは『第7世代』を
「上の世代に勝とうとかじゃなくて、自分ら20代でしかできないお笑いがあるのではないか、そういう可能性を探る世代」とみなしているようです。
お笑い第7世代の芸人は誰?
最近よく耳にする「お笑い第7世代」というフレーズですが、
お笑い第7世代と呼ばれる若手芸人は以下の面々です!
霜降り明星
ゆりやんレトリィバァ
ハナコ
四千頭身
EXIT
宮下草薙
ミキ
かが屋
Aマッソ
「お笑い第7世代」はM-1グランプリで史上最年少優勝を果たした霜降り明星を筆頭に、
ゆりやんレトリィバァ、ハナコ、四千頭身、EXIT、宮下草薙、ミキ、かが屋、Aマッソなど
平成生まれのお笑い芸人たちを総称しています。
今や彼らを特集したムック本「芸人芸人芸人」は飛ぶように売れ、
フジテレビ系列「ENGEIグランドスラム」ではお笑い第7世代のコーナーが設けられたほどの人気です!
数多くのバラエティ番組を手がける放送作家は「お笑い第7世代」について以下のように語っています。
「霜降り明星の粗品はピン芸人としてもR-1ぐらんぷりで優勝したまさに天才です。
そして、天才が熱望してコンビを組んだ相方のせいやはナイナイの岡村さんを彷彿とさせる、久々に出てきた“動きで笑いを取れる”逸材。
つまり、天才と逸材によるコンビはブレイクすべくしてブレイクしたのです。
ほかにも第7世代はネタのクオリティが圧倒的に高く、みんなデジタルネイティブなのでSNSの使い方も非常にうまい。
ひと昔前の芸人さんのように女遊びにうつつを抜かすことなく、とにかくまじめに芸事に向き合うため、コンプライアンス重視の昨今、番組制作サイドも安心して仕事を振れます。
また、今のバラエティー番組だと、『アメトーーク!』のようにひな壇でいかにキャラを出すかが重要視され、彼ら若手芸人らは手練れの先輩芸人にどうしても委縮しがちでした。
瞬発力が求められる番組構成なので、彼らはひな壇では不利な状況になるのがほとんど。
しかし、第7世代とくくられたことで彼らにスポットが当たることが多くなり、彼ら同士の連係プレーも仕上がりつつある。
ここ10年ほど、バラエティ番組は同じ顔ぶればかりでしたが、今のキャスティング会議では第7世代の名前が先に挙がるケースが多くなっています。
今後、彼らをメインとした番組がヒットすれば、下剋上もありえるでしょう」
上記のように、お笑い第7世代の活動幅は広がりつつあり、
現在の芸人界を変えてしまいそうなほどの勢いです!
あるバラエティー番組の放送作家さんも「下剋上もあり得る」と語っており
今後の躍進がたのしみですね!
お笑い第7世代のほかの世代は?
これまで、「お笑い第7世代」に着目してきましたが、
他の世代も気になりますよね!
そちらについても調べてみました。
第1世代
ドリフターズ、コント55号
第2世代
ツービート、B&B
第3世代
とんねるず、ダウンタウン、ウッチャンナンチャン
第4世代
ナインティナイン、雨上がり決死隊
第5~第6世代は具体的な定義なし
ナイナイ以降、数多くの芸人がテレビを中心に活躍していますが、
タモリさん、たけしさん、さんまさんで形成される
“お笑いビッグ3”をはじめとした重鎮たちがバラエティ界のど真ん中にいるため、
若手芸人の生き残りはかなり難しい状況です。
そのため、霜降り明星のせいやさんが直近の先輩芸人らを押しのけて
第7世代と名乗りを上げたことは
『俺らでお笑い界を変え、天下を獲る』という
強い意志の表れのようにも取られるようです。
本人にはそのように意思はありませんが、
第7世代の台頭により、お笑い界に変化の兆しが見え始めたことは確かようです。
もしかすると、若手が台頭する時代になるかもしれませんね!面白そうです!
まとめ
今回はお笑い第7世代についてまとめてみましたが
いかがだったでしょうか?
「お笑い第7世代」という括りにより
若手が台頭する時代が近づいてきたようですね!
今後のお笑い界から目が離せません!
彼らの更なる躍進が楽しみです!
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